ゆくる本舗

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ビジネス書を舐めた人間の末路




こんにちは。


ビジネス書に書いてあるノウハウやハウツーは非常に有益であり、なおかつ著名な方の作品であるからこそ成功可能性が高く感じられます。


大学1年の頃からビジネス書を読むようになり、様々なテーマの書籍を読み漁りました。


恐らく200冊以上は読んだと思います。
しかしとある大きな失敗をしました
その経験によりビジネス書の使い方、読み方を大きく変えざるをえませんでした。




ビジネス書の見えない落とし穴


よく有名な起業家や知識人がビジネス書を読むことを勧めています。

僕自身、ビジネス書はぜひ読むべきであると思っています。


しかし見えない落とし穴があることを認識していて欲しいのです。

それは「読んだからなに?」ということです。もっと具体的に言えば「読んでその知識やノウハウをどう活かしたか?」ということです。


この点を認識している人にとっては、そんなことかと思うかもしれませんが沢山読むことが目的になっている人が多いように感じます。

PDCAサイクルまでいかないですが、読んだらその知識を実践してみることが重要です。

もし使える環境がないのならそれは時期尚早であるか、間違った本のチョイスです。



読んだらどこで使うか?


就活ではグループディスカッションという5、6人で課された議題の討論をする選考があります。


そこではロジカルシンキングというビジネス書では有名な手法を使います。
簡単に言えば、物事を論理的に解釈し解決に導く手法のことです。


もちろんビジネス書を読んでいた僕はロジカルシンキングを知っていましたし、どのように使うかも理解していました。


しかし、いざディスカッションが始まってみると何も出来なかったのです。論理的どころか周りの意見を理解するのに精一杯でした。


ここで僕は痛感しました。
いくら知識や名前を理解していたって実践で使えなきゃ意味がないんだと

しかも実際に練習する機会がないと簡単に身につけることができないのです。


ロジカルシンキングは場数を大量にこなしてやっと身につけましたが、かなりの労力でした。


このことからもビジネス書を読んだらどこで使うのかをしっかり考える必要があると思います。




本気でビジネス書を活用するコツ


それでは本気でビジネス書を活用するにはどうすればいいのでしょうか。


僕がおすすめするのは以下のステップです。
①今、解決したい問題を把握する
②解決に必要な知識は何かを考える
③必要な知識を満たしてくれる本を読む


つまり問題をしっかり理解してから、それを解決するのに使えそうな本を読むという方法です。

実践ベースで考えるとこの方が効果的であると思います。また、本を読むときは同じテーマの本をまとめて読むとより高い効果が得られるでしょう。


それではまた。







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