不安や心配は居場所をあげよう
僕は以前、かなりのネガティブでした。
いまは少しはマシになったとはいえ、悩み事があると何も手につかなくなります。それが大事なテストの前日だとしてもです。
(何度フランス語のテスト前日に現実逃避して失敗したことか…笑)
不安や心配は寂しがり屋
不安や心配というのは一種の生き物です。それもあなたの人生を狂わす悪魔のようなものです。
もし不安や心配が湧いて出てこなければ、人生はバラ色でしょう。
しかし、不安や心配は寂しがり屋なのです。彼らは自分の居場所を欲しがっています。そのため、私たちの脳内から簡単には去ってはくれません。
例えば、僕は大事なプレゼンの前日に不安が大きくなって寝られなくなりました。
しかも、就活における選考でのプレゼンだったため失敗したら終わりです。
・選考ダメだったらどうしよう
・矛盾をつっこまれたらどうしよう
・そもそも準備不足な気がする
・相手の求めている答えと違うかも
こうした不安が頭の中を渦巻いて、何も手につきませんでした。
結果としては選考は通ったものの、深掘りが甘いとダメ出しをされてしまいました。
では1度湧いて出てきた不安や心配を何とかする方法はないのでしょうか。
感情に居場所を!
その解決法があります。
『ゼロ秒思考』という本のなかに出てくる方法ですが、A4用紙に1分間で思考を書き出すというものです。
この書き出すという方法は、寂しがり屋である不安や心配に居場所を与えるものなのです。
つまり、書き出すことにより悩み事が紙に移っていきます。
信じられないことですが、この方法を実践したことで悩み事が減りました。
さらに言えば、悩みの本質に到達することができたのです。
先ほどの例で言えば、悩みの本質は自信の無さにあります。
具体的には、自分に対する自信の無さ、プレゼン内容に対する自信の無さの2つに分けられます。
自分に対する自信の無さには、今までの成功体験に結びつけることで自信を取り戻せます。
プレゼン内容に対する自信の無さには、どうせ寝れないのなら、内容をもっと検討してみる等の打ち手が考えられます。
このように自分の悩みの本質を冷静に分析することで、問題解決につながります。また、感情を吐き出すことで気分が落ち着きます。
悩んだ時は、紙に書き出すことを今後も実践していこうと思います。
それではまた。
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