ゆくる本舗

起業、就活について書いてます

僕たちが待ち望んでいた就活の基本




こんにちは。


今回はこれから就活する人に向けた記事を書こうと思います。


就活生によくあるのが「就活って具体的に何をするかがわからない」ということです。


僕自身も最初はよくわかりませんでした。サークルにもゼミにも入っていなかったので、就活について教えてくれる先輩すらいませんでした


今回は就活で何をするかを明確にしていただくため、簡単なフローチャートを示します。


一般的に次のような流れを経て内定となります。

webテスト受験
④グループディスカッション
⑤面接
⑥最終面接→内定


それぞれ解説したいと思います。
  



会社説明会


企業が個別に行う説明会のことです。いわゆる合同説明会(合説)は、大きな会場内で多数の企業がブースを持ち、そこでミニ説明会を開催することを指します。


合同説明会は15分くらいに凝縮された説明をひたすら繰り返しているので、知らない企業を知る意味では有効です。


一方、会社説明会選考に参加するためには絶対必要な場合も多いため、行きたい会社の説明会はできるだけ参加すべきです。


ちなみに会社説明会は、前半が会社の説明、後半が社員に対する質問会の場合が多いので、いくつか質問を考えておくのがベターです。





エントリーシート提出


エントリーシート(ES)とは、企業の選考に参加する決意表明のようなものです。


具体的には、自分の経歴に加え志望理由・自己PR・学生時代頑張ったことなどを200文字〜600文字程で書かされます。

しかも面接段階では、エントリーシートに書いてあることを質問される場合があるので手を抜けません。


外資系企業ではインターネット上で提出の場合が多いのですが、日系企業では手書きという会社もあるようです。


そのため、きちんとした準備が必要です。

ちなみにエントリーシートは履歴書とは別の存在ですので、注意してください。





Webテスト受験


エントリーシートを提出して選考通過の連絡を受けたら、次はWebテストです。


Webテストインターネット上で受験する能力診断+性格診断のことです。具体的には国語、数学、性格診断といったところでしょうか。


ここで注意が必要なのは企業によってテスト形式が大きく異なることです。

以下のような形式があります。
TG-WEB、玉手箱、CAB、GAB、SPIなど…

受験は自分や学校のパソコンで受けられるものから、企業で受けるもの、テストセンターと呼ばれる会場で受けるものがあります。

受けたい企業がどんな形式かは以下の書籍を参考にして下さい。

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている 2015年度版

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている 2015年度版




ちなみにコンサルティング会社は独自に筆記試験を課している場合が多く、他の企業とは対策が大きく異なるので、また別の機会に詳細を書きます。





④グループディスカッション


Webテストもパスするといよいよオフィスでの選考が始まります。

最初に課されるのはグループディスカッションというものが一般的です。


これは志望者5〜6人のグループで30分程度、与えられたテーマについて議論する選考です。議論ののち、代表者が試験官にプレゼンして終了です。


ここではコミュニケーション力、協調性、論理的思考力、リーダーシップなど様々な観点から評価されます。


グループディスカッションは慣れが必要であるため、突破するには経験を重ねることがポイントです。





⑤面接


グループディスカッションを通過するとやっと面接になります。内定を得るまで1〜4回ほど面接を受けなくてはなりません。


面接自体もグループ面接(志望者5人×社員1人)や個人面接(志望者1人×社員1人)などいくつかパターンがあります。


面接では、
・志望理由
・自己PR
・過去の経験
・学生時代頑張ったこと
などが質問されます。

ここで、俗に言う企業研究(会社の研究分析)や自己分析(自分の強みや弱みを明確にすること)が生きてきます。


またこちらから逆に質問する機会(逆質問)もあるので、質問したいことは準備しておくべきです。





⑥最終面接→内定


複数回の面接を経て、最終面接を通過すると内定獲得になります。

最終面接は意志確認のみの場合や完全に評価されている場合など、さまざまなので最後まで気を抜けません。




あとがき


以上が就活のザックリした流れです。

いわゆる業界研究や自己分析は会社説明会の前に終わっていると楽だと思います。

一方、企業研究は面接段階に突入してからすればいいと思います。しっかり研究して早い段階で落ちてしまったら時間ももったいないので。

具体的な対策法はのちのち解説致します。



それではまた。






関連記事