人事担当がこっそり教えてくれた自己分析の技術
こんにちは
就活をしていると「自己分析をするべきだ」というアドバイスをもらうことが多々あります。
僕自身、自己分析は必要なんだなあとは思いつつも何をすべきかわかりませんでした。
そこで「自己分析 方法」と検索をかけてみると性格診断や各種コラム等出てくる結果は様々です。調べれば調べるほど、さまざまな方法があることがわかり何から手を付けて良いか迷ってしまいました。
結局、付け焼き刃の方法で自己分析をしてみたところ、ある企業の人事担当の方から「自己分析が甘いね」と言われてしまいました。
しかしながら、何人もの人事担当にお会いすることでベストな方法を見つけることが出来ました。その結果、自分の魅力を理解してもらうことが出来たのです。
今回はその方法は、次の3つの手順です。
①まずは全て書き出す。
②行動パターンを分析し類型化する。
③強み弱みを理解し適性を知る。
それぞれ解説します。
①まずは全て書き出す。
自己分析において、人生の成功体験や失敗経験を思い起こすと思います。
もちろんそれでも構わないのですが、パッと思い出すとインパクトの強い記憶しか想起されません。
そもそも自己分析の目的とは自分の行動パターンや特性を発見することだと言えます。
そのため、細かい記憶も想起することが必要なのです。つまり、自己分析として過去を振り返るなら全部書き出すつもりで取り組みましょう。
ここでは就活でウケそうなことを意識する必要はありません。失敗も含めて、ある出来事に対しどのような行動を取るかという点を明確にしましょう。
例えば…
周りより劣っていると感じる
↓
負けず嫌いからやる気が出てくる
といったような行動パターンを導ければ完璧です。
②行動パターンを分析し類型化する。
①で導いた行動パターンをさらに分析してみます。
すると、どういった時に自分自身がやる気を得たり失ったりするのかが見えてきます。
例えば、やる気が起きる条件が
・周囲より劣っているとき
・劣っていることが数字で表されたとき
・勝負に負けたとき
逆にやる気を失う条件が
・周りより自分が優れているとき
・結果があいまいなとき
・勝負事に勝ったとき
こういったデータを導けたとします。
ここから分析するに自分に適した環境は、周囲のレベルが高いかつ結果が数字で出るところであるとわかります。逆に結果があいまいで、自分より周りが劣っている環境は適さないというわけです。
③強み弱みを理解し適正を知る
上記した環境が自分に適していると判明した場合、それに見合った環境が向いていると判断できます。
この場合、コンサルティングや営業といった仕事が向いているでしょう。
つまり、こういった業界では自分の能力はアピールポイントとなります。逆に言うと事務や人事といったすぐに結果の出ない環境は適さないでしょう。
このように、自分の行動パターンから向き不向きを導くことで、自分の強みや適性を知ることができます。
おわりに
実はこの方法は、上記した人事担当の方と一緒に取り組みました。選考というわけでなく、特別な時間を頂いて自己分析に付き合ってもらえたのです。
もちろん自分一人でも出来る方法ですが、他人と取り組むことで客観的な視点を得ることができます。
この方法を使うことで自分の適性と合った企業に出会えることを願っています。
それではまた。
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