ゆくる本舗

起業、就活について書いてます

文系でも5日間でITパスポートを取得する方法

 f:id:yugooou:20150210170601j:plain

 

 

 

こんにちは。

 

ITコンサルタントになるのに向け、ITの基礎知識を入手するために、ITパスポートという資格を受験してきました。

 

簡単に説明すると・・・

ITパスポート試験(ITパスポートしけん、Information Technology Passport Examination、略称:iパス)は、情報処理の促進に関する法律第7条第1項に基づき経済産業大臣が実施する国家試験である情報処理技術者試験の一区分。 (引用:ITパスポート試験 - Wikipedia) 

 

このようにIT知識をつける上で、いちばん基本的な資格と言われています。

 

もともと文系(法学部)で法律書やビジネス書ばかり読んできた僕なので、ITに関する知識はほとんどありませんでした。しかも、高校の情報の授業も真面目にうけていなかったので、二進数を十進数に直す方法すら忘れてました。

 

しかし結果として600点が合格基準のところ、835点を取得することができました。

一応、結果レポートを示しておきます。

 

f:id:yugooou:20150210161405p:plain

 

こんな感じで、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から出題されています。

 

ここまでの勉強にかかった時間は5日間でした。おそらく理系で情報系の方なら、簡単な勉強で通過できるのでしょうが、文系だったので知識はイチからつける必要がありました。

 

そこで今回は文系でもITパスポートを5日間で取得した方法を紹介します。

 

①テキスト1周で全体をざっくりつかむ

②2、3周の短期サイクルを回す

③問題集とテキスト併用で集中学習

④おすすめ参考書



 

①テキスト1周で全体をざっくりつかむ(1日目)

 

受験するに当たり知識がまったくなかったため、どのような設問や知識が問われるかすらわかりませんでした。

 

そこでまずはテキストを一冊購入し、全体構造をつかむために1周しました。


ここで心がけたことは、下手な興味による深読みは排除し、あくまで全体をざっくりつかむことを意識したといったことです。

 

特に初学者である僕にとって、「RAIDって何だ?」「IEEECOBOL?」などと知らない用語や知識がはてしなく登場します。


そこで、「へぇ、こういうことなんだ」と納得しながら読むことは確かに大切ですが、まずは全体をつかみ、受かるための戦略を練らなくてはいけないため、興味は排除しざっくり読むことだけを意識しました。

 

ここで戦略と言いましたが、実は全体像を把握してないと実現可能性が高い戦略は立てることができないのです。なぜなら、知らないことに対して計画を立てるのは机上の空論、もっというとただの妄想になりがちだからです。

 

たとえば、司法試験を受けたことがない人が考えた勉強方法を参考にしようと思いますか?おそらく、しないと思います。それは全体的な合格までのプロセスを知らない人の知識では現実的でないと思うからでしょう。

 

なので、1周目は自分のなかに合格までにどのような知識をつければいいかをインストールするための読み込みだと思ってください。

 

僕はこの最初の読み込みで、どのような知識をつけるを何となくつかめましたし、どういった分野があるのかのイメージがつかめました。

 

 

 

②2,3周の短期サイクルを回す(2日~3日目)

 

全体のイメージをつかむことができたら、次は細かい知識の学習に移ります。

といってもここはシンプルに2周することを目標にしていました。

 

制限時間は2日間です。この期間内に2周を完了させます。もちろんただ読了を目指すのではなく、用語の意味に着目して読み込んでいきます。

 

用語の意味に着目する理由は、まずは学習の骨組みとしての用語を先に学ぶことで内容をよりつかみやすくすることです。実はこの部分が一番大事といっても過言ではありません。特にITパスポート試験で問われるのは用語レベルなので、ここをきちんと押さえておけば簡単に点数をあげられるからです。

 

この部分で60~70パーセントは用語を理解しているレベルまで引き上げましょう。

 

 

③問題集とテキスト併用で集中学習(4日~5日目)

 

全体のイメージをつかみ、用語を7割ほど理解したところで、模擬試験形式の問題を解くことをおすすめします。

 

僕はこの時点で、1回分の模擬試験をうけたところ700点をとることができました。


ただ、知識に偏りがあることも判明しました。結果から間違いが多かった分野を発見したので、この分野の知識を重点的に学習することにしました。

 

特に僕が弱かったのは「コンピュータシステム」と「サービスマネジメント・システム監査」の部分でした。ここをテキストの該当部分の読み込みでおぼえていきました。

 

特にこれくらいの細かい分野だと、たいしたページ数でもないので4周ほど読み込んで、残りの時間はそれぞれが属する分野に幅を広げて読み込みました。

 

「コンピュータシステム」を例にとると、ここはテクノロジ系の分野に属するのでテクノロジ系を解説している部分を3周ほど読みました。

 

 

ここまで来ると8割ちかくは解けるようになっているはずです。


僕の場合はそのあとは模擬試験的なアウトプット学習はせず、一問一答の問題集をつかって出来ない設問を解けるようにしていました。

 

 


④おすすめ参考書

 

さて方法論は伝えたところで、おすすめ参考書を紹介します。

もっとも僕が使っていたものなので、僕に合っていただけかもしれないにで、購入の際には自身に合ったものを使うことをおすすめします。

 

『平成27年度 ITパスポート合格教本』岡嶋裕史著 (画像はリンクです)

かなりくだけた表現で書かれているため、文系の僕でもわかりやすかったです。知識に関してもこの一冊で十分です。さらに模擬試験をおさめたCD-ROMもついています!

 

◎『ITパスポート 一問一答問題集』近藤孝之著(画像はリンクです)

 知識の拡充をするために使っていました。ポケットサイズなので移動中にも学習することができます!

 

以上2冊です。


少ないですが、これだけの量の参考書で十分勉強できます。ぜひ上で書いた方法で活用することをおすすめします。

 

 

 

それではまた。

 

 

関連記事