法学部で学んだ 勉強Tipsまとめ
こんにちは
今日は法学部で学んだ勉強法について紹介したいと思います。
僕は大学で法学部に所属しています。法学部というと暗記が大変だとか、勉強量が膨大だと思われます。
僕自身入学前はそういったイメージを抱いていました。しかしながら、いざ勉強を始めてみるとイメージと大きく違いました。
暗記というより法律書の読み込みが勉強の中心でした。そのため難解な用語で書かれた分厚い本を試験前に読破しなくてはなりません。
したがって、大学受験で身に付けた方法論は使い物になりませんでした。
今回はそういった法学部ならではの勉強法を紹介します。
①全体像を掴む
まず法律学習において真っ先に取り組むことは全体像を掴むことです。
一般的に法律というのは円環的構造を成していると言われています。わかりづらいですが簡単に言うと、全体を理解していないと細かい部分が理解できないといういうことです。
つまり、全体像を知らないと勉強していても全く頭に入ってこないのです。
そのため第一に取り組むべきは全体像をいかに早く理解するかということです。
その方法として僕が実践しているのは入門的なテキストを利用して、全体の流れや内容をざっくり掴むことです。
それを経て、細かい部分の勉強に取り組むのです。
これは目的地に行くために地図を見て歩き始めることに似ています。そのため途中で迷ったら地図を見て全体像を確認しましょう。
②高速サイクルで学習
法律学習においてポイントとなるのは高速サイクルで学習するということです。
上記したように法学は全体像を掴まないと習得しづらい上に、普段あまり馴染みのない概念や用語を取り扱います。
そのため、勉強しない期間がしばらく空いてしまうとすぐに知識が頭から抜けていきます。
そうすると再度、一から勉強し直すことになるので非常に効率が悪いです。
そこで、僕が実践してるのは高速サイクルで勉強するということです。つまり、勉強すると決めたら集中して一気にインプットするのです。
具体的にはテキスト2周くらいを一気にやってしまいます。
とはいえ、一気にやるにはまとまった時間が必要になってしまいます。そのため、時間がないときは1週間で2周くらいと少し緩めの設定にしています。
③白紙でアウトプットする
法律学習のアウトプットでは問題集を使ったりはしませんでした。
受験や資格の勉強では問題集などを使ってアウトプットしたと思います。
しかし法律学習、特に学部レベルでは問題集はそもそもありませんし、過去問があっても網羅的にアウトプットすることはほとんどできません。
そこで僕が行なっていたのは、A4の白紙を使ってアウトプットをすることでした。
具体的には、まず主要論点を書き出し、それに関する条文やその解釈、対立している学説や裁判所の立場を記述します。
こうすることで、いわゆる法律文書を作成します。
テストでは自分で文章の組み立てをしなければなりませんので、あえて白紙を使った学習がアウトプットには最適なのです。
あとがき
以上に述べた点が法学部で学んだ勉強法Tipsです。
実はこの方法は法律が少しでも関わっている資格等で使える方法だと思います。
またそれ以外の勉強でも十分活用することができると思っています。
特に現在、金融に関する勉強をしているのですが、これらの方法をベースに学習しています。
それではまた。
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