チームマネジメントを成功させる3つのポイント
こんにちは。
僕はさまざまな場面でリーダー的な立ち位置を任されることが多くありました。
たとえば、アルバイトのマネージャー、人材教育チームのリーダー、学校などの実行委員長、飲み会の幹事…など
リーダーとして上に立つのは目立ちますし、自意識過剰(笑)の僕には非常に向いていました。しかし、リーダーとしてチームマネジメントするのは相当骨が折れます。
そこで過去の経験から学んだチームマネジメントを成功させる3つのポイントを紹介しようと思います。
①メンバーの価値観を引き出し、それに応じて役割を決める
②タスク委譲をして、自分はアドバイザーに徹する
③メンバーからの進捗報告を定期的に受けるシステムをつくる
①メンバーの価値観を引き出し、それに応じて役割を決める
人間だれしも価値観が違います。
それはいくら同じ組織、団体にいても言えることです。
そのため、メンバーのモチベーションを上げるのに万人共通の方法はありません。ではいかに彼らのモチベーションを上げるのか。
それは、メンバーそれぞれの価値観を彼らとのコミュニケーションにより引き出すことです。
アルバイトを例に考えてみましょう。
バイトにはA君、B君、C君で構成されるチームがあります。
今回、成果を出すために彼らのチームリーダーとして、みんなのモチベーションを高める必要があります。
A君はお金を稼ぐためにアルバイトをしています。
B君は就活に役立ちそうだからアルバイトをしています。
C君は単純に仕事が楽しくてアルバイトをしています。
そこでA君には「うちのバイトでは、この仕事で高い成果を上げている人がいなくてね。でもA君なら成果を上げられると思うし、きちんと成果が出れば時給も大幅アップするよ」と声をかけます。
次にB君には「この仕事は、過去の先輩が就活でアピールポイントになったと言ってたよ。だから、就活を控えてるB君にはきっと強力な武器になると思う。」と。
そしてC君には「この仕事けっこう解決するのが難しいのだけど、C君ならできると思うんだ。ぜひ全力で取り組んでみてほしい。」と言います。
このように相手の価値観や良さを認めて、彼らのニーズに応える役割分担をすることでモチベーションを高めることができ、チームの成果を最大限まで引き上げることができます。
②タスク委譲をして、自分はアドバイザーに徹する
リーダーになると、成果を出したいがためにメンバーの仕事までやってしまう何でも屋さんになる人がいます。
最初のうちは、それで成果が出せるかもしれません。しかし、時間を経るうちにメンバーは「自分がやらなくてもリーダーがやってくれる」と思い込むようになります。
そのため、どんどん自分の仕事は増えていくばかりで、気付いた時には成果を出せる状況ではなくなってしまいます。
そこでリーダーは、メンバーに出来るだけタスク委譲するべきです。
はじめのうちはメンバーは慣れない仕事に苦戦するでしょうが、その都度アドバイスをしたり相談に乗ることで成果が出るように導きます。
つまり、リーダーはアドバイザーに徹することに留まることです。
また、振るタスクも徐々に増やしていくことで、モチベーションが下がらないよう調整していきましょう。チームの規模が大きい場合は、自分の下にまたチームを作成しそれぞれのリーダーを設けることもひとつの手です。
③メンバーからの進捗報告を定期的に受けるシステムをつくる
いざタスク委譲をしてみて、メンバーに仕事を任せると成果が出ているか出ていないかが急にわからなくなります。そうなると、リーダーはこまめに状況確認をする必要性に迫られます。
しかしいちいち確認していると、リーダーはそのことで頭がいっぱいになってしまい、自分が本当にやるべき仕事に集中できません。
ですから週に1回は進捗報告する日を設けます。さらにはシステム化することで簡単に報告できるようにすることです。
僕はLINEを使って進捗管理していますが、そういったWebサービスはメールよりも簡単にメッセージを送れることに利点があるので重宝しています。
また、報告はどのような形式でするべきかも決めておくと管理がラクです。
あとがき
チームマネジメントは非常に難しく正解はありません。
さらに言うとリーダーは特定の誰かと親しくするわけでなく、全員に対して公平に接する必要があるので孤独になりがちです。
ですから、リーダー職にある人同士で仲良くしたり情報提供できる場を設けることをおすすめします。
それではまた。
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