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就活における面接で質問されるのはたった2つしかない

 

 

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こんにちは。
 
 
就活において避けて通れないのが面接です。緊張してしまい上手く喋れなかったり、予想外の質問をされることもあります。
 
 
面接では相手の意図が咄嗟に読み取れません。しかしながら、実は相手が知りたいことは2つしかないのです。
 
 
 
 
まず前提として面接での質問は次の2つに大別されます。
 

⑴あなたが企業に入るべき理由を問う質問
⑵企業があなたを雇うべき理由を問う質問
 
 
この2パターンが面接において企業が知りたい2つのことなのです。それでは、攻略法も踏まえて解説します。
 
 

 


⑴あなたが企業に入るべき理由を問う質問

 

なぜあなたは他社ではなく、その会社に入社したいと思ったのでしょうか?
 
恐らく様々な過去の経験からその業界に魅力を感じ、なかでもその企業に入社したいと決意したのだと思います。


しかし、答え方によっては漠然としたものになりがちです。好みの問題や直観で判断している場合もあるため、理由がふわふわしたものとなってしまうことでしょう。
 
 

このパターンの頻出質問例は次のようなものです。
○なぜ弊社を志望したのですか?
○競合他社ではなく弊社を望む理由は?
○なぜこの業界に進みたいのですか?
 
 
 
こうした質問に対しては論理的に質問の意図に沿った回答をし、なおかつ②客観的な判断材料を用いましょう



 
①論理的な回答をする

「私は〜という経験から、○○業界に興味を持ちました。そのなかで□□社の〜という点は私の目標実現には不可欠と考え志望しました。」
 
 
このように過去や将来を根拠にすることで動機を明確にし入社したいという結論を導き出します。論理的に話すためには結論と理由をセットで説明し、これらに矛盾がないよう推敲する必要があります。
 
決して思い付きではなく、あらかじめ考えておいてください。余裕があるのならば、他人に判断してもらうことで論理的な矛盾を減らし、客観的な回答に洗練することができます。




 
②客観的な判断材料を用いる

その企業になぜ入りたいかという志望理由は客観的に判断できるものを用いるとより効果的です。
 
例えば…
・業界でシェアNo.1だから
・社内教育制度が1番優れているから
・従業員1人当たりの売上が最も高いから
 
 
こういった点を有価証券報告書、四半期報告書などのIR情報で分析し、競合と比較することで客観的に判断ができます。こういった情報は企業がきちんとした経営をしていると株主や投資者に示すものなので、決して嘘偽りがありません。

 
また数字という絶対的に客観性をもったツールを利用することは、あなたの主張を説得力のあるものとしてくれます。
 
 
 
 


 

⑵企業があなたを雇うべき理由を問う質問

 
あなたがその企業に入りたい理由は説明できました。そこで次に、あなたは企業に対し自分を雇うべきだという理由を説明しなくてはなりません。
 
 
このパターンの頻出質問例は次のようなものです。
○自己PRをしてください。
○学生時代頑張ったことは?
○学業以外で特に努力をした経験はありますか?
 


 
多くの場合、就活生の能力にほとんど差はありません。企業は今現在持っている能力よりも入社後にきちんと働けるかどうか、戦力になれるかどうかといったポテンシャルを重視しています。


 
そのため、ここでは①相手が求めている人物像を理解し、②自分の強みに再現性があるということをアピールしましょう。



 
①相手が求めている人物像

企業が求めている人物像というのは採用ページであったり、会社説明会などである程度の情報収集ができます。
 
また、社員と多く接することで人間性なども判断できるとなおよいでしょう。できれば、社員ごとに人間性や話し方をよく見ておきましょう。そうすることで社員に共通する点を発見でき、企業が求めている人物像がより具体的になります。
 
 

②自分の強みに再現性がある

強みには再現性がなくてはなりません。たった一度の成功体験はまぐれかもしれないからです。そのため、強みを紹介するエピソードは2つ以上あると説得力が増します
 

僕の場合は、目標達成能力という強みを説明するに当たり、偏差値が30から70までアップした大学受験での経験、バイト先の店舗目標をPDCAサイクルを回すことで達成した経験を紹介しました。
 
 
 
 


 
 

まとめ

 
⑴あなたが企業に入るべき理由
⑵企業があなたを雇うべき理由
 


就活における面接では、この2点を明確にするため企業は様々な質問を投げかけてきます。


 
ですから、ほとんどの質問はこの2パターンに大別されます。答える前にどちらのパターンか判断した上で意識的に答えるようにしましょう。
 
 

また、あらかじめ質問に対する回答方針を立てることも欠かせません。方針を考えるときもパターンごとに対策しましょう。

 
 
⑴あなたが企業に入るべき理由
   →業界研究、企業研究、OB訪問
⑵企業があなたを雇うべき理由
   →自己分析
 
 
就活において代表的な対策方法である企業研究や自己分析もこのパターンを導くためのものです。きちんと目的を理解した上で取り組んでみてください。
 
 


それではまた。
 



 
 
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